『浮気』と『不倫』の意味の違いは?

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『浮気』と『不倫』の意味の違いは?

 

『浮気』『不倫』という言葉は両者とも「決められた男女以外の異性と関係を持つ」といった感じに、同じようなニュアンスで使われている言葉です。
しかしこの二つの言葉、実は若干意味の違いがあるのです。
今回はまず『浮気』と『不倫』の違いについて簡単にお話したいと思います。

 

『浮気』は心、『不倫』は行動

まずは『浮気』ですが、広辞苑(第五版)では下記のように記されています。
『男女の愛情が、うわついて変わりやすいこと。多情なこと。他の異性に心を移すこと』
つまり浮気と言うものは変わりやすい心自体を指す言葉なのです。
意味を見てもらってもわかるように、かなり広義な意味で使える言語でもあります。

 

つまりは実際に行動を起こさなくても、他の異性に心奪われただけでも一応『浮気』の定義には当てはまっています

 

このように言葉の意味が広義であるために、たびたびどこからが浮気なのかという議論がなされるのです。
キスなど肉体関係をもった、手を繋いだ、異性と口を聞いた…浮気というものを決定づけるラインは結局それぞれの裁量に任されている面が大きいのです。

 

 

では『不倫』は広辞苑(第五版)でどのように記されているのでしょうか。
ずばり不倫は『人倫に外れること、人道に背くこと』とされています。
ちなみに人倫や人道は「人として守るべき道」という意味です。不倫というのは元々、男女間の諍いだけに使われる言葉ではありませんでした。

 

人として守るべき道を外れたら、それは全て不倫ということになるのです。
しかし、現代では不倫はほぼ男女間の諍い、それも片方もしくは両方が既婚者である場合の浮気において使われる傾向にあります。

 

「既婚者の浮気=不倫」という使われ方をされているという認識で間違いないでしょう

 

罪の大きさは『不倫』>『浮気』

『浮気』と『不倫』。
本来の言葉の意味を知ったうえで、なぜ既婚者の浮気を主に不倫と指すようになったのかを考えると大変興味深いことがわかります。
それは多くの人々が既婚者の浮気について、人道から外れる、つまりは人間として間違っていることだという風に捉えているということです。
恋人同士の浮気よりも更に罪が重い…そんな意識があるからこそ『不倫』という言葉は現在のように使われるようになっているのです。

 

 

一夫一妻制をとる日本では、既婚者の浮気に対して大変風当たりが強いということの証明でもあります。
もちろん恋人同士の浮気も褒められたものではありませんが、既婚者の浮気について問われる責任はその比ではない。
そうした風潮が日本には根付いているということをまずは認識しておきましょう。

 

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