浮気からの再婚が上手くいかない事実

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浮気からの再婚が上手くいかない事実

「必ず妻と別れて、君と再婚するよ」「嬉しいわ、太郎さん!」というような不倫カップルの会話シーン、過去にはドラマなどで必ずと言っていいほど登場していた場面ですが、そう上手くはいかないのが世の常です。
何故うまくいかないのかというと、実はこの男からの浮気申立てには効力がないからです。
順を追って説明してきましょう。

 

もともと浮気をした側はただの配偶者ではなく『有責配偶者』になっています。
浮気や不倫というのは夫婦が交わした約束に反している、つまりは契約違反を犯してしまったような状態です。
『有責配偶者』となってしまうと、有責配偶者からの離婚請求が認められなくなります。

 

当たり前に夫婦にある権利であったはずの離婚する権利を自分から手放してしまうことになるのです。
浮気とはそれだけ、夫婦にとって大きな問題行為であるということの証明でもあります。
浮気相手にすぐに離婚してくるよ!と伝えたところで妻や夫が拒否すれば、即離婚することはできなくなってしまうのです。

 

 

ただ、一つだけ請求が認められる可能性があるのはすでに婚姻関係が破たんしている場合です。
例えば十年前から妻が実家に戻ったきり帰ってきていない、夫が浮気相手のところに出て行ってからもうすでに五年経ってしまったときなど、五年以上の同居実績がないと婚姻関係が破たんしていると基本的に裁判所は判断します。

 

この時だけは、たとえ有責者からだったとしても離婚請求が認められるのです。
しかし、現実には多くの不倫カップルはお互いに家庭という安全な位置を確保しながら、恋愛していることが多くこのような別居状態を証明することは難しい場合が多いです。

 

浮気相手と再婚しようと思うなら、まずは夫や妻との離婚を成立させるところから始めなくてはなりません。
そしてそれは思った以上に苦労が多く、時間もお金もかかります。

 

離婚の話し合いをしている間に浮気相手の方に逃げられてしまったというのも良くある話です。
配偶者も黙っていいよと別れてはくれませんから、浮気相手への慰謝料請求を行う人もいます。

 

当然の権利ですから、浮気した側にその行動を否定することはできないのです。
ママゴトのようなお遊びの恋愛だったときは、慰謝料や離婚問題という生々しい単語が飛び交い始めた時点で崩壊します。
かなりの覚悟がないと、浮気相手と再婚することはできないのです。

 

 

また女性の場合は離婚して六か月間は結婚できないとなっています。
結婚できるまでには最低でも一年以上はかかると見積もっておかないと、すぐに結婚できるだろうという軽い気持ちでいるととんだしっぺ返しを食らいますよ。

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