人として基本中の基本。相手の嫌がることはしないこと!
虫嫌いな女の子に虫をぶつけたり引っ付けたりして泣かしてしまう小学生男子って、どの学校にもいるものですよね。
女子は本当に嫌なのに、男子からしたらイタズラ程度の軽い気持ちなんですよね。
パートナーの心を理解しよう
長く一緒に過ごすと男女ともに相手が本気で嫌がっていることに気が付かずに相手の嫌がることをしつづけてしまい、いつの間にか自分自身が嫌われてしまっていたという悲しいことが起こります。
相手がいやがっている素振りを見せた時に、本気で嫌がっている訳がないと思い込まずに相手の様子をしっかりと観察してみてください。
嫌がることだけでなく、ちょっとした擦れ違いや認識の差も、放っておくといつの間にか歪みが大きくなって元の関係に戻れなくなるのが人間関係の難しいところです。
とくに男女の関係というのは他の関係よりもさらに不安定なものですから、お互いに大切に守ろうとしなければあっけなく壊れてしまいます。
壊れてしまった人間関係にしがみつくほど悲しくむなしいことはありません。
また子供の教育という面からしても、両親の仲がうまくいっていないというのは精神的に大きな影を落とすことになりかねません。
壊れてしまってから直すのは大変です。
壊れる前にメンテナンスしておくことが大切なのです。
自分の行動と相手の態度を観察
相手の嫌がることなんてするわけない、しているわけがないと思うかもしれません。
しかし自分の行動をぜひ一度振り返ってみてください。
洗濯ものを脱ぎっぱなしにしないで、裸でうろうろしないで、休みの日に寝てばかりいないで…
お願いと言う形ででも、相手の不満が出てきてはいませんか?
そんな細かいことまで対応できないと、スルーしてしまってはいませんか?
自分にとってどうでもいいことでも、相手にとってどれくらい嫌なことなのかはわかりません。
もしかしたら相手はあなたのちょっとした行動に、強い嫌悪を抱いているかもしれないのです。
相手のいうことを百パーセント聞く必要はありませんが、相手に何かを言われたときにただ反発しスルーしてしまうのではなく、相手の気持ちをくみ取る努力や姿勢を見せるようにしましょう。
どんな小さなことがきっかけになって、男女の関係が壊れてしまうのかは誰にもわかりません。
他人からしたら「え、そんなことで?」と思うようなことでも、本人にとっては大きなきっかけだったりするのです。
相手が嫌がることをしない…幼稚園で習う、人間として基本的なことですよね。
知らないうちに嫌がることをしてしまっているなんてことがないように、定期的にお互いに話し合いの場を持つようにしておくと安心して共同生活を送っていくことができますよ。