風俗は浮気？離婚理由になるケースも…
キャバクラ、ソープなど、性風俗業界は日本中どこにでも存在します。
そして、そこで働く男女もいます。
一般的にあまり良い仕事とは言えないでしょうが、立派な仕事のひとつであることに間違いありません。
そこまでは頷ける方も多いと思います。
しかし、配偶者が風俗に好きで通い詰めているとなれば話は別です。
身体の関係がなくても、外で異性に媚をうって大金をはたいているのを見るのは、妻・夫という立場からしたらあまり気持ちの良いものではありません。
男性が特にハマりやすいのがキャバクラ、女性がハマりやすいのがホストクラブです。
キャバクラもホストクラブも体の関係がないものとされています。
しかし同伴と呼ばれる、お店以外でお食事をとったりするデートのようなシステムもありますから、配偶者の立場からしたら嫌なものですよね。
これが風俗業界でなければ即浮気と詰め寄れるのですが、風俗となると片方はほぼ確実にビジネスの関係と割り切っている訳ですから、対応はかなり難しくなってきます。
こうした風俗は果たして浮気にカウントされるのでしょうか。
風俗で体の関係がないなら、男女ともに不貞行為を当てはめるのは難しくなってきます。
アイドルグループを追いかけて大金はたいているようなものですから、浮気ではありませんよね。
しかし、だからと言って何の制裁もできないかと言われるとそうでもありません。
まず、お金を大量につぎ込んでいるなら、共有財産の使い込みに当たります。
日本ではあまり一般的な感覚ではありませんが、海外では既婚者がアイドルの追っかけをするのははしたないことだとされており、十分な離婚理由となる国もあります。
キャバクラのお姉さんやホストのお兄さんにずっぷり入れ込んでしまい、お金は使う、家事や仕事をしない…
となってくると、結婚生活に支障が出てきます。
こうなると男女ともに慰謝料を請求して離婚することができるようになります。
しかし、そこまで入れ込まずともただ単に嫌だという方もいらっしゃるでしょう。
特にソープなどは、本番はないと言えどかなりきわどいサービスになってきます。
浮気の線引きのときも申し上げましたが、浮気と言うのは当人が嫌だと思えば、法律が認めなくても本人の中では『浮気』なのです。
まずは自分が風俗は浮気だと思うこと、通われたら嫌だと思うことを相手にはっきりと伝えましょう。
風俗は浮気にとってはグレーゾーンな問題ですから、これといった解決策はありません。
だから夫婦でしっかりと話し合うことが一番なのです。
風俗自体を貶めると泥沼化しますから、自分が嫌だと思っていることをしないでほしいという気持ちを前面に押し出して話をしていきましょう。
