恋人に淡泊な人恋愛に関心を持たない人

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恋人に淡泊で人間関心を持たない人

 

恋愛のパートナーとして付き合ったものの、あまりにも淡白なために、本当に自分と付き合っているのかどうかが不安になる人がいます。
同じ質問を繰り返したり、こちらへ愛情がないのかどうかを確認しようとすると、「それならばもう付き合うのはやめよう」などと別れを切り出されることがあります。

 

そのためにまるで腫れ物にさわるようにして関係を続けているパートナーは、何を考えているのでしょうか?
淡白な振りをしながらも、実はこういった人は他のところでは浮気をしているのではないでしょうか?

 

パートナーとの性的な接触を避ける人は、たしかに、以前の人付き合いであれば、確実に浮気を疑われていたタイプの人です。
しかし、人と会話をしなくても十分に生活をすることが出来てしまうような昨今では、一人の方が気が楽であるということで、人付き合いが非常に淡白になる人が増えているとのことです。
浮気どころか、彼氏や彼女でさえも、ある一定の距離からは近づくことが出来ないのです。

 

人との付き合いを避ける人

多くの経済学者が、若い人たちの結婚意識の低さや出産率の低下について、就職率の低さなどに加えて、支援が必要なほどに収入が少ないためだと説いてきていました。
しかし、そもそも結婚や出産、育児に経済力がないことそれほど直結した理由になりうるのでしょうか?

 

結婚して家族が増え、子どもを産み育てるということは、以前は複数人の家族ぐるみで行うことでした。
未婚の家族に世話焼きのおばちゃんがお見合い写真を積み上げるのはよく見かける光景でしたし、赤ちゃんが生まれれば親戚や知人、友だちがお祝いにかけつけ、公園に赤ちゃんをつれていけば、そこにいる先輩ママたちから子育てについてのアドバイスを受けられることが当たり前でした。

 

しかし、現在ではそうではないのです。
人間関係の暖かさや親密さを前提とする関係を含めて、すべてをわずらわしいと感じ、すべてのしがらみから逃れようとする人がいます。
そういった考えや行動をする人に、経済的な援助をしたところで結婚をして、家族を反映させようとする未来は見えません。

 

かつては家族が肩代わりし、自分がかかわってこずに子ども時代から済ませてきたことを、大人になっても年老いた親が肩代わりする機会も多く見られます。
また本人のある一つの事に執着する「愛着障害」だけでなく、自分が対応できないと思う事柄から避けようとする自己防衛反応により、物事の本筋を隠そうとすることがあります。

 

浮気ではないのですが、本人が意思をパートナーに開示しないという、なかなか解決が難しい問題です。

 

参考図書
タイトル:回避性愛着障害
出版社:光文社新書
著者:岡田尊司