離婚せずに両方から慰謝料をゲットできる
夫が浮気をしていただけでも妻にとっては辛く苦しいことですが、浮気夫がそこからさらに離婚を言い出したらさぞや驚きショックを受けることでしょう。
まず肝に銘じておかければならないのは「浮気夫の要求をその場で飲まないこと」です。
意外に知らない人がいるのですが、浮気した側は基本的に有責者と呼ばれるようになります。
そして有責者からの離婚請求は原則認められないのです。
浮気相手に夢中になった浮気夫は「早く離婚してくれ」「どうして離婚してくれないんだ」などと叫ぶかもしれませんが、まずは「時間が欲しい」と伝えて明確な返事を避けましょう。
二人の間に子供がいるなら特に離婚には慎重にならなければなりません。
どんなに急かされてもその場で返事をしないこと、まず覚えておいてください。
突然の離婚宣言にも泣いてばかりはいられません。
ちなみに先ほど有責者からの離婚請求は『原則』認められないと書きましたが、一つだけ認められる方法があるのです。
それは五年ほど別居して、夫婦としての実績を無くすことです。
向こうから離婚できないと言っても、そのまま放っておいて夫が出て行ってしまって帰ってこなくなったら結局離婚へのカウントダウンは始まってしまいます。
そうなる前に、まず自分の味方を作りましょう。
信頼できる友人や自分の家族に事情を離して協力してもらうのです。
プラス離婚案件に強い弁護士を紹介してもらいましょう。
弁護士は離婚で揉めた時には絶対に必要不可欠です。
浮気男の好きにされてはたまりませんから、こちらもしっかりと武装して戦いに挑みましょう。
夫の事を好きで別れたくないときにも同じように味方を作っておいて損はありません。
慰謝料請求をすると逃げ出す浮気女性も多いですから、まずは進められるところまで事務的に処理を進めてしまいましょう。
基本的に向こうは浮気相手と夫のタッグで２体１という不利な戦いになります。
相手もこちらの方が、数が多いからと油断していることが多いですから、素早く味方を見つけて動いていくことで油断している二人に致命的なダメージを与えることも可能なのです。
基本的に浮気した人間が「離婚したい」といってもできないのが法律決められています。
夫が何を言おうと、あなたはあなたの意志を尊重して良いのです。
浮気された側はきちんと法で守られています。
慰謝料請求したからといって必ず離婚しなければならないということではありません。
相手は不倫の恋に舞い上がっている最中で冷静な判断力をなくしているのかもしれませんから、こちらはまず合法的に浮かれた二人に冷や水をかけてやりましょう。
負けずに戦えばこのケースなら必ず勝つことができます。
心を強く持って相手に立ち向かっていきましょう。
