男性が痴漢などで疑われやすい社会

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男性が痴漢などで疑われやすい社会

振り込め詐欺(母さん助けて詐欺)以外にも、男性が女性よりも圧倒的に性的な誘惑に弱いという事実があるために、それに付け込まれたトラブルに巻き込まれやすいのです。

 

痴漢行為は、高い確率であったとされる

たとえば、電車やバスなど満員電車でのトラブル『痴漢行為』です。
男性のそばにいた女性が悲鳴を上げて「この人は痴漢です!」と叫べば、ほとんどの場合その人は周囲の人たちから痴漢をしたと思われることでしょう。

 

もし何もしていないあなたがその叫ばれた男性だったとして、「痴漢行為を行った」という容疑で警察につかまり、そのニュースが家族の耳に届いたとします。

 

あなたのご家族、奥さんもしくは女性パートナーは、まずあなたの無罪を信じないでしょう。ひたすら自分たちの身近で起こり、これから起こりうることに対しての不幸について、悔んだり、気落ちしたり、怒りを覚えたりすることでしょう。

 

ここでも振り込め詐欺(母さん助けて詐欺)のときとどうように、「あなたが痴漢行為をしていないかもしれない」という前提がすっとばされていて、「男性であるあなたがそういったトラブルを起こす可能性があるのだ」とどこかで納得するのでしょう。

 

痴漢冤罪を描いた社会派の映画があります。

 

タイトル:『それでもボクはやってない』

 

映画はの日本国内で起こった複数の痴漢冤罪ケースを合わせた内容となっていますが、主人公のモデルケースの1人に、
2005年にJR横浜線の車内で、女性に痴漢行為を行ったとして逮捕され、起訴された男性がいます。

 

男性は無罪を主張しましたが、2年後の一審にて「有罪」と判決が出されて、懲役1年6ヵ月の実刑を言い渡されました。
映画が公開された直後であったことから、周防監督は「この映画の内容が裁判官の心証に影響した可能性があるのかもしれない」と、男性の奥さんにお詫びをしたという話があります。

 

そうしたことからも、痴漢犯罪の罪深さと事件がなかったことの立証の難しさ、ひいては「男性は性的誘惑にあらがえないものだ」という世間的に考えられている常識があるのです。

 

ただし、その後、示談金を狙って気の弱い男性を痴漢にしたてあげるという犯罪が相次ぎました。
以前は「捕まったら100%有罪」だといわれていましたが、現在では必ずしもそうとは限りません。
ただし、映画にもあったように、「行為がなかった」という根拠を見つけるのは、ある事実・現象が全くないことを証明することは難しく『悪魔の証明』であるといわれています。

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