「男性脳」を科学で見る性的目線の特徴

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「男性脳」を科学で見る性的目線の特徴

恋愛をしたい気持ちである(恋人がいる、いないにかかわらず)男性では、脳の島皮質、特に「視覚」に関わる領域が活性化されることが知られています。
つまり、男性が女性を選ぶ基準に見た目の情報が含まれることを意味しています。
しかし、女性が考える「見た目」と男性が考える「見た目」は少し異なります。
女性は「男性は顔や胸ばかり見ている」と思いがちですが、実は顔や胸よりも、体のラインを見る男性が多いことが分かりました。

 

アメリカのネブラスカ大学リンカーン校で行われた研究です。
実験は、大学の心理学専攻の学生65人(そのうち男性36人、女性29人)を対象に行われました。
胸や腰まわりの大きい人、小さい人、痩せ形、ぽっちゃりなど、体型がさまざまでバラエティに富んだ女性の写真約10枚を被験者に見てもらい、目がどのような目動きをするのかをミリ秒単位で計測し、見つめていた時間を計測しました。

 

その結果、被験者が男女どちらの場合でも関係なく、一番長く見られていたのは、「胸が一番大きく、痩せ形で、腰周りが大きめの女性の体のライン」でした。つまり、ボンキュッボンのとてもメリハリがある女性らしいラインということです。

 

男性はやせ形よりかは、ぽっちゃりした母親のような女性を長い時間見る傾向がありました。
女性は自分の体型は置いておいて、写真の女性の身体のラインを、まるでコンテストで判定をするかのように厳しい目でチェックをしていました。

 

さらに男性が女性の写真を見ているときに、女性の表情や性格についても判定させたところ、身体付きが女性らしくてスタイルのいい場合、表情や性格についての判断が自分に好意的で甘くなる傾向もわかりました。

 

男性にとっては、顔の美醜よりも、身体のラインのメリハリが性的アピールになり、女性としての魅力に直結すると考えられます。

 

「男性脳」は愛を後天的に覚える

ニュートンプレスから2008年に発売されている『脳のしくみ - ここまで解明された最新の脳科学 (ニュートンムック Newton別冊) 』という、漢字にルビも振られた子ども向けのムック本があります。

 

この本の考察によると、そもそも男性には人を愛する脳の働きがないとしています。生まれた後に乳幼児の時期に母親から与えらえれた愛情の記憶が短期記憶として、男性の脳の旧皮質の一部に記憶されていきます。

 

そのために、男性が母親を慕う仕組みはのちの恋人を慕う仕組みととてもに酷似しているのです。それから身体と脳が成長し発達していくに伴って、旧皮質の記憶が新皮質に移行します。それが長期の記憶となって男性に愛情だと認識されるのです。

 

この論調で考えると、乳幼児期に母親からの愛情が注がれなかった男性は、女性をうまく愛することが苦手、もしくはできないということになります。

 

そのためにそういった男性は、女性を性行為の対象としてしか見ることが出来ずに、浮気を繰り返すような人物に成長する可能性は非常に高い、と言い換えることができそうです。

 

タイトル『脳のしくみ - ここまで解明された最新の脳科学 (ニュートンムック Newton別冊) 』
出版社: ニュートンプレス
著者:水谷仁 編
出版年:2008

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