不倫自慢で悩むふりが好きな女性
恋の話をするのが好きな女性は、悩みと称して付き合っている男性の自慢話をすることがあります。
そうした人たちの話の流れはほとんど決まっています。
- 同世代の男性との恋愛を子どもっぽく感じてしまうこと
- 自分が好きになるのは年上の男性ばかりであること
- 親の年ほども離れた男性とつきあっていること
- 彼には妻子がいること
- 妻との離婚をほのめかし、自分との結婚を望んでくれていること
- 家庭を壊すのは申し訳ないと思う
- この先自分はどうしたらいいか
以上のような話をされた場合、それは相談でも悩みでも何でもありません。
自慢話をしたいのです。
妻も子どももいて分別のあるはずの男性が自分にとりこになっているというストーリーに、自分がはまっているのです。
そのために不倫という行為を、まるで魅力的な大人の女の行為であるかのように、昇華させてしまっています。
相手の男性には離婚する気はない
こういった女性の考えは年配の男性からは、とても「オイシイ」のです。
男性にとっては、妻よりも若くて美しい女性を、風俗のお店に行かなくても抱くことができるのです。
しかも、妻子には内緒だということを、相手も楽しんでくれているようです。
真剣に向き合わなくてもよく、世間体も考えなくてもいい、浮気相手のダメな部分には都合よく目をつぶってくれているし、それでいて性行為に協力的なのです。
こんなに都合の良い人はいないでしょう。
これを「私はもてている」と勘違いしてはいけません。
本当にもてていたら、影の存在にするはずがないのです。すぐにでも離婚届を提出し、あなたを他の男性に奪われないようにするでしょう。
あなたと真剣に向き合うために、離婚するための元妻に支払うべき慰謝料の金額を相談しますし、財産は半分になります。子どもがいるのであれば月々の養育費を成人するまで支払うことになるでしょう。
親に近い年齢ということは、彼の定年退職は遠い未来ではありません。彼の子どもが幼い場合には、養育費の支払いをあなたが肩代わりすることになります。しかも、彼は介護が必要な老人にも近いことをどうぞお忘れなく。
あなたの両親と旦那を、あなたは介護することになります。
今まで羽振りがよかったおじさんでも、こうなるとさすがに生活水準を下げざるを得ないでしょう。
それでもあなたにとって彼は魅力的ですか?
さらにあなたは他の男性にとっても魅力的ですか?
「もてる」ということのハードルをはるかに低い「不倫」にあわせてしまったら、もうその人は「愛人」以上にはなれません。
「真剣交際」のハードルには自分の力で飛び越えることができないくらい、女性としての価値の成長が止まってしまうからです。