冷静になるために距離を取ろう
「実は浮気していたんだ」と相手から告白されたとき、果たしてどれくらいの人々が冷静でいられるのでしょうか。
裏切られたことによる悲しみ、怒り、困惑。
衝撃的な出来事のあとは、感情に自分の意思を左右されてしまいがちです。
もしあなたが浮気されていたことを知ったなら、まずは相手から距離を取るようにしましょう。
感情に任せず冷静に
とにかく感情に任せてはダメです。冷静にならなければ人は正しい判断ができません。
物理的な距離と心理的な距離の両方を取るようにしましょう。
相手はあれやこれやと言って許しを求めてくるでしょうが、その場の状況に流されて判断してしまうことは非常に危険なことです。
ひとまずその場で答えは出せない、時間をくれということだけはしっかりと伝えましょう。
その場の雰囲気に流されて浮気を許してしまったけれども、付き合っていくうちにやはり許せないということが分かったり、怒りにまかせて別れを告げてはみたけれど、よくよく考えたらやっぱり好きだからやり直したいと思い直したり、その場の感情に流されて後悔することは多々あることです。
冷静になれば見えてくるものはたくさんあります。
逆に言えば冷静でない状態のときは、見えないことの方が多いのです。
特に人を許す・許さないというのはとても難しいことです。
その場の感情で簡単に決めてしまえるようなものではないのです。
「次はない」ことを強調
さて距離を取ってみて冷静に考えた結果、浮気を許すと決めたならそれを相手に伝えましょう。
ここでポイントなのは、浮気をされて傷ついたこと、繰り返すようなら絶対に許せないこと、この二点をしっかりと伝えましょう。
相手にもよるでしょうが、基本的に浮気を許された人は次も許されるだろうと甘く考えがちになります。
そんな甘さにはしっかりと釘を刺しておくことです。
言いたいことを伝えきったら、相手を心から許しましょう。
冷静に考えた結果、相手を許すと決めたのは自分から、ここからは自分の問題になります。
どうしても相手を許せずにグチグチと長いこと文句を言い続けるなら、ここで別れてしまった方がお互いにとって得策です。
浮気を許せずに別れるとなったときも、同様に相手に自分の気持ちや判断をはっきりと伝えます。
相手の浮気によって傷ついたこと、どうしても許せなくてやり直せないことを伝えなくては、相手はいつまでもあなたに付きまとうかもしれません。
浮気をした側が別れを切り出されて、なぜかストーカーになってしまう事例は数多くあります。
とにかくはっきりとした拒絶を示さなくては、別れたいという言葉もただの嫉妬からきたわがまま程度に捉えられてしまって自分の気持ちが上手く伝わらずに泥沼の別れ話に突入してしまいます。
一度冷静になってから、さらに冷静に行動することが浮気発覚後に推奨される基本的な行動です。
相手から距離を取り、あなたの気持ちを整理しましょう。
その上で許すのか、許さないのか、決めてください。
その後はあなたの決めたことなので、責任を持っていきましょう。
浮気の告白をされた、その場で深呼吸!
→浮気の告白にパニック!そのとき冷静になるための方法とは