アーノルド・シュワルツェネガー
日本でも大人気のハリウッド俳優
『ターミネーター』シリーズや『プレデター』、『トゥルーライズ』などで、身体を張った演技で日本でも有名なアクションスターでハリウッド俳優のアーノルド・シュワルツェネガーさんは、2003年から2011年にかけてアメリカ・カリフォルニア州知事を2期務めた政治家でもあります。
親友で同じくハリウッド俳優のシルベスター・スタローンが監督兼主演をつとめる映画『エクスペンダブルズ』への特別出演を機に、映画界へ再び戻ってきました。
自伝の内容で浮気を告白
そのシュワルツェネガーさんが、2012年に自伝『Total Recall』を出版しました。その内容は自身の多岐にわたる内容で、ボディビルダーや映画俳優、政治家としてのキャリアや成功談のみでなく、過去の過ちとしての浮気についても赤裸々に綴っていました。それは2011年に家政婦との浮気が発覚したときに、守り通した沈黙を打ち破るような内容でした。
グアテマラ共和国出身のミルドレッド・パティ・バエナは、シュワルツェネガーさん宅に1989年にから住み込みで働いていました。二人の関係が始まったのは1996年からで、シュワルツェネガーさんの妻であるマリア・シュライバーの留守中に、家政婦パティと情事を重ねていました。
時には妻と一緒に眠っているベッドの上で、妻の洋服やアクセサリーを着用させた上で行為に及んだこともあったといいます。マリアは仕舞い込んでいたドレスが、ときおりベッドの上に打ち出されているということに気づいていました。
しかし、子どもたちのいたずらだと信じ込んでいて夫の浮気をまったく想像していませんでした。
それというのも、パティさんの容姿があまり良くなかったことが理由の一つにあります。
一つ屋根の下での不倫がマスコミにばれ、スクープされたパティさんの写真には「まるで豚女」というひどいキャプションが付けられて報じられました。
彼女はとてもふくよかな体つきをしており、美しい容姿の妻マリアさんとは全く異なるタイプの体型をしていました。
シュワルツェネガーさんはマザコンで熟女マニアな性癖があり、太っているパティさんに豊胸手術を受けさせてさらにふくよかな体にさせていたといいます。
マリアが不倫を確信したのは、パティの子供の存在でした。
パティの息子ジョセフは成長するごとにシュワルツェネッガーの容姿にそっくりになっていき、隠し子ではないかと疑い始めたのです。
7、8歳のころにはシュワルツェネッガー本人も似ていることに気付き、家族ぐるみで付き合いながら経済援助をしていました。
しかし、カリフォルニア知事の仕事を終えた後、妻のマリアさんに問われて、隠し子だと認めました。
この不倫と隠し子騒動により、製作寸前までいっていた人気シリーズの映画『ターミネーター5』の話が白紙になってしまいました。
一方で、不倫も隠し子もどちらにも動じないシュワルツェネッガーは、妻との結婚する前の同棲中にも浮気をし、後にスタローンさんの妻となった女優のブリジット・ニールセンとも映画『レッドソニア』で共演した際に、関係を持ったことも認めました。
記者からのインタビューには「言い訳はしない」と言い放ったうえに、「他にも浮気はある」と語りました。