浮気の2種類を比較してみよう
大抵の人間は弱く、ときに間違いを犯す生き物です。
あなたがもし浮気をしたいと思ってしまったり、実際に浮気をしてしまったりしたとしても、ある意味仕方ないことではあるのです。
多くの人々は愚かなのです。
あなたはその愚かな人々の内のひとりだったというだけです。
浮気にも種類があります!
どっぷりと『失楽園』の世界そのままに、ドロドロの不倫関係に興じるような深い浮気もあれば、一夜の過ちのような比較的関係の浅い浮気もあるでしょう。
浮気はどれも悪いのですが、どちらが妻や夫といったパートナーを傷つけるかと言うと前者です。
冒頭でも言いましたが、人は弱く欲望にふらめいてしまうことが多々あります。
浮気をされた人にも同じような弱さを抱える人はいるでしょう。
だからこそ、一夜程度の浮気なら許してくれるパートナーは意外に多くいます。
傷付けることに変わりはありませんが、浮気をしない人にとってもまだ理解しやすい人間の弱さというものが元になっているからです。
逆に許されないのが、前者のような深く長い付き合いの不倫です。
普通に考えればわかりますが、裏切る期間の長さ、そして浮気相手への気持ちの深さ。
比べるまでもなく一夜の相手と浮気したなんていうのとはわけが違います。
期間が長ければ長い程、裏切られた側のショックは大きくなります。
また浮気した側の愛情の深さも一夜の相手に対するものとは異なります。
パートナーの次位に、もしくはパートナーと同じくらいに愛しているという場合もゴロゴロありますし、場合によってはパートナーよりも浮気相手を愛しているなんて人までいます。
愛情が深ければ深い程、パートナーを傷つけることは言うまでもありません。
一夜だって立派な浮気
こういうと、一夜程度の付き合いなら許せと高圧的な態度をとる方もいらっしゃいますが、別に一夜限りだから悪くないという意味ではありません。
一夜限りなら罪は軽いから~と言って、一夜限りの浮気を何度も繰り返す人もいますが、非常にタチが悪いです。
何度も繰り返せば、それはずるずると同じ相手と深く付き合い続けるのと同じくらい、もしくはそれ以上に相手を傷つけることだってあります。
大体、浮気自体がすでに悪いのです。
全体的な傾向として、一夜限りの方がまだマシだというだけで、あなたのパートナーがどれくらい傷つくのかなんてことは一概には言えません。
浮気は相手を傷つける行為である、その事実に目をつむってはいけません。
人を傷つけることに大小は関係ないのです。
一人の人間として自分がやってしまったことを真正面から見つめ、向き合わなければなりません。