浮気をしたことに罪悪感を持つこと
まず覚えておいてほしいのは、浮気というのは恋人同士や夫婦間の信頼関係をずたずたに壊します。
そして浮気する相手は基本的には浮気を繰り返します。
これらの事実を踏まえたうえで、どちらの立場にしろ浮気からの復縁には挑まねばなりません。
何も飾らず謝罪と自分の気持ちを
まずは自分の浮気で、別れることになってしまった相手との復縁についてです。
基本的には難しいと思っておいた方が良いでしょう。
なぜならあなたは浮気して相手を振った時点で、加害者となっているからです。
いじめの問題でもいじめた側はすぐに忘れるけれども、いじめられた側はいつまでも過去のことを覚えていたりしますよね。
それと同じで相手はあなたが思う以上に傷ついている可能性が高いのです。
ただそれでもあなたのことを好きで、元の関係に戻りたいと思っているケースもないことはありません。
どうせ現時点ですでに傷つけてしまっているのですから、ここは正々堂々と過去のことを謝罪し、二度としないと詫びた上で小細工なしの復縁を持ちかけましょう。
大切なのは断られてもけっして追いすがったり、相手を責めたりしないことです。
あなたは相手に付き合いを断られて当然のことをしているのです。
冒頭で申しあげたように、浮気は信頼関係を徹底的に破壊します。
誰だって信頼できない人間と好き好んで一緒に居たいとは思いません。
ただそれでもいいと思ってくれて、復縁に了解してくれた相手は一生大切にする気持ちを忘れないようにしましょう。
復縁することに覚悟を持って
逆に、浮気をされて振られた相手から復縁を持ちかけられた場合です。
まだ情が残っていてつい流されてしまう場合もあるでしょうが、まずは冒頭で申しあげたことを思い出してみてください。
浮気する人は、多くの場合何度でもチャンスある限り浮気を繰り返すタイプが多いのです。
次に浮気をされても、相手を許せるでしょうか?
再び浮気された上に捨てられても、それでも今復縁したいと思うのでしょうか?
これらの問いにイエスと答えられる覚悟がない限り、復縁はおススメしません。
浮気されて、また泣くのはあなたです。
何度も泣かされて、それでも好きなら何も言いませんが、たった一度の人生ですから自分を大切にしてくれる人と穏やかな時を過ごすのも良いのではないでしょうか。
世の中には浮気をしないタイプの人間だってたくさんいます。
情に棹せば流される…夏目漱石の言葉ですが、情と言うものに自分の人生を左右されすぎると幸せが遠ざかってしまうことがあります。
あなたを泣かせたくないと思ってくれる周囲の人々の気持ちを捨ててまで一緒にいたい相手かどうか。
じっくりと考えてから復縁しても、決して遅くはありません。
浮気を理由に別れてからの復縁は難しいものです。
今までのこと、これからのこと、きちんと考えた上で行動しないとまた同じことを繰り返してしまいますよ。