携帯の中を覗き見るプライバシーの侵害の責任

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プライバシーの侵害に謝罪を

 

浮気の証拠がたっぷり詰まった万能機器、携帯電話。
最近はスマートフォンになったこともあり、更にデータが多く残るようになりました。

 

浮気が発覚するのも携帯電話が原因であることが多いですよね。
画面に表示されている異性の名前を見てしまったり、浮気相手とのラブラブメールを見てしまったりと発覚したきっかけを上げていけば枚挙にいとまがありません。

携帯はプライベートの塊

多分、多くの浮気は携帯電話を観れば一発で判明するでしょう。
しかし多くの人は携帯電話を見ることに葛藤を覚えます。

 

なぜなら携帯電話の中は相手の人間関係をはじめとする情報が満載なので、勝手に見るものではないと思っているからです
いわば相手の日記を勝手に読むようなものです。

 

むしろ見たいけど見てはいけないという葛藤がないことの方が恐ろしいことです。
自分が気になれば相手の全てを暴いてしまっても構わないと考えているということですから、葛藤もなしに携帯電話の中身を見てしまう人は相手から信頼できないと言われても仕方がないでしょう。

 

 

ちなみによく言われるプライバシーの侵害ですが、現実には慰謝料などを取ることは難しいです。
大企業が個人データを流出してしまったら、一人につき一万円前後の慰謝料であることが多いようです。

 

ですから携帯を見られたからといって訴え返すことはできないと思った方がいいでしょう。
ほぼ個人では、法的な罰を与えることはできないのです。
もし携帯を見られたら、相手に正面から嫌だと話すしかありません。

 

携帯を見ることで加害者に

浮気されている側からしたら、携帯電話の内容は気になることと思います。
絶対に見るべきでないとは言いません、ただ携帯を見たことによって浮気以外の問題がそこに一つ追加されるのだということはきちんと認識しておかなければならないのです。

 

 

相手の浮気を責めると同時に、相手は携帯を勝手に見たことを責めてくるでしょう。
あなたは携帯を見たことについては素直に謝らなくてはなりません

 

その上で携帯を見たことと浮気のことは全く別の事だと相手に分からせなくてはいけないのです。
携帯を勝手に見た事であなたは浮気の被害者でありながら、同時にプライバシー侵害の加害者になってしまったのです。

 

 

話がややこしくなりますから、なるべくなら携帯など見ないで済ませられるのが一番良いでしょう。

 

ただ見てしまったとしても、きちんと心からの謝罪を述べたのなら相手から文句を言われ続けるようなことではありません。
慰謝料の額を比べてみればわかりますがプライバシー侵害は一万円で、浮気の慰謝料は大抵50万~300万です。

 

これだけでもどちらが悪いことをしたのかは一目瞭然です。
自分が悪いことは謝罪したうえで、相手の罪は手加減せずにしっかりと暴いていきましょう。

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