女性を浮気に駆り立てるホルモン物質

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女性を浮気に駆り立てるホルモン物質

 

女性を浮気へと駆り立てるホルモン物質

アメリカのニュースサイト『Women’s Health』の2013年に「近年増加傾向にある女性の浮気」についての記事が紹介されていました。
それによると、女性の浮気率が1991年には10%だったのが、2006年には15%まで上がり、現在も上昇しているとのことです。

 

また、女性が浮気をする原因としては、2009年のイギリスの専門誌『バイオロジー・レターズ(Biology Letters)』でとあるホルモン物質の調査結果が報告されていましたが、近年の浮気の上昇傾向にあることが判明してから、っその調査結果が再び注目を浴びるようになりました。

 

そのホルモン物質の名前は「エストラジオール」といって、代表的な女性ホルモンです。
エストラジオールを多く分泌ている女性は、胸が大きくて、顔立ちが華やかで魅力的であり、ウエスト・ヒップの比率が小さい傾向があります。つまりとても女性的であるのです。

 

2009年の調査

アメリカ・テキサス大学の2人の心理学者、クリスティナ・デュラント(Kristina Durante)とノーマン・リー(Norman Li)による調査研究です。

 

経口避妊薬を飲んでいない17~30歳の女性52人を対象に、月経周期中のエストラジオールの量を2回にわたり測定しました。
さらに、他の女性と比較して自分がどの程度魅力的かを自己評価してもらいました。

 

あわせて、現在のパートナーへの性行為の満足度、パートナー以外の男性と性行為をしたいと思うかどうか、そして過去の男性との性行為についての経験についても回答してもらいました。

 

また、この被験者の女性たちとは別に、実験のことを知らされていない男女多数に被験者女性たちの写真を見せて、それぞれについてどの程度魅力的かを点数で評価してもらいました。

 

その結果、エストラジオールの多い女性では、男女多数からの「魅力的だ」と思われる点数が最も高くつきました。
ただし、実際に浮気の頻度も高いことがわかりました。その一方で本命であるパートナーの人数も多かったことが分かりました。

 

調査を行った心理学者の2人によると、下記のような研究結果がまとめられました。

  • 女性は「物質的に金銭的に生活の面倒をみてくれる、長期的な関係をもつ男性<夫>と、肉体的な魅力があってより良い遺伝子が得られる性行為パートナーとしての短期的な関係を持つ男性<愛人>の間で妥協をしなければならない立場にある
  •  

  • エストラジオールの多い魅力的な女性は、男性を射止められる機会が多いため、現在の<夫>よりもさらにクオリティの高い男性が手に得られる状況であれば、<夫>に固執しなければならない理由は少ないと考えていると思われる

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